Boox Max3 は実用レベルの電子ペーパー端末
Boox Max3を買って、使用したレビュー・感想です。
買った理由は、Android電子ペーパー端末を買う一般的な理由ですが、漫画・書籍を読む為です。
そしてKindleやKoboではなく、Booxを買うのは、これまた勿論、OSがAndroidであることを活かすためです。
具体的には
①複数の電子書籍アプリを一台で扱える。
②GoogleDrive等のクラウドに保存されているファイルを扱える。
です。
①複数の電子書籍アプリを一台で扱える。
これが最大のメリットです。
私のようにKoboやReader等、複数のアプリを利用している場合でも、1台の電子ペーパー端末で電子書籍を読むことができます。
②GoogleDrive等のクラウドに保存されているファイルを扱える。
これも大きなメリットです。
クラウドから必要なファイルをダウンロードして読むことができます。
ファイルを事前に端末に保存しておく必要がなく、必要なときに必要なものだけ読むことができます。
これまでにもBooxの製品を使ったことがありますが、スペック不足・Androidのバージョンが古いことにより、実用に耐えうるものではありませんでした。
しかし、Boox Max3はそれらを改善し、実用レベルの製品に仕上がっています。
使い始めたとき、あまりにサクサク動く(とは言っても他のタブレットと比べると遅い)ので、メチャクチャ感動して、買って良かったと素直に思いました。
また、文章を読む以外に、私がよく使うのは楽譜の表示です。
楽譜の表示は電子ペーパー端末と相性は抜群です。
なぜかというと、
①楽譜はページめくりの頻度が低いので電子ペーパーのリフレッシュもあまり気にならない。
②弾きたいときに弾きたい曲の楽譜を表示することができます。
③Boox Max3のディスプレイは13.3インチと大きいので、見開きで楽譜を表示させても十分見える。
からです。
楽譜を探して出す手間が無くなるだけで、練習がとても快適になりました。
さて、ここまで良いばかり書きましたが、欠点は約10万円という価格です。
10万円あれば汎用性の高いiPad Proが買えてしまいます。
スタイラスペン・カバー・保護シートが付属しているとはいえ、高いです。
個人的な希望は5~6万円です。
なので、買うときは結構迷いましたが、ヤフーショッピングだとキャッシュレス5%還元・プレミアム会員特典等の約15%の還元があるということで買ってしまいました。(ポイントバックを購入理由にするのがダメなのは分かってます。分かってるんですが。。。)
結局は電子ペーパーのメリットである、眼への負担の軽さ・電池の持ちにそこまでお金を出せるかということになりますが、購入すれば新たな体験をもたらしてくれる製品だと思います。